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出身は広島県福山市。福山通運は身近な存在であり、ぜひ働きたい会社だった。入社後の最初の配属は大阪主管支店、その後、栗東支店、神戸主管支店を経て、現在は東京主管支店に所属する。いずれの支店でも到着係を担当。この仕事では同期の誰にも負けないという自負を持つ。

出身は広島県福山市。福山通運は身近な存在であり、ぜひ働きたい会社だった。入社後の最初の配属は大阪主管支店、その後、栗東支店、神戸主管支店を経て、現在は東京主管支店に所属する。いずれの支店でも到着係を担当。この仕事では同期の誰にも負けないという自負を持つ。

庶務係 菅原 静香の【Real】

一つの目的に向かうシンプルで強い組織。

社内には和気藹々とした雰囲気があります。もちろん、お客様からお預かりした荷物を丁寧に扱うこと、その点についての厳しさは徹底していますが、ドライバーの人たちも、私たち事務員総合職の社員も、そしてパートの従業員も、みんな仲がいい。話がしやすく、相談しやすい雰囲気があり、働きやすい職場です。たぶんそれは、お預かりした荷物を確実にお届けするというシンプルで、しかし奥の深い業務に全員が一丸となって向かっているからだと思います。人間ですから、どこかでミスが出ることもある。しかし、そのときの対処は毅然としていて早い。この組織の強さと魅力を感じます。

事務員「庶務係」の【Real】

長い輸送の最後のポジションを担う到着係。

私はこれまで4つ店舗を経験してきましたが、いずれも業務は到着係です。この業務は文字通り、全国から発送され、大型トラックなどで幹線輸送されて支店に到着した荷物を、ドライバーに託してお客様のもとに確実にお届けすることです。当社が担う物流の、最後を担うポジションであり、予定された時刻通りに、もちろん荷物に一切の支障なくお届けすることが最大の使命です。そのほか、電報も扱っているので、8時、12時、2時、5時と、1日4回、届いた電文をプリントし、台紙にセットして配達できるように準備します。また、到着した荷物を店に取りに来るお客様もいます。そのお引き渡しも到着係の仕事です。
こうした仕事の合間に、お客様から到着時刻についてお問い合わせがあれば、ドライバーや発送元と連絡を取って回答。再配達の依頼の受け付けや、その手配も担います。さらに、配送に出たドライバーが、宛て先不明などの荷物を持ち帰ってくることもあり、その対処も到着係の仕事です。また、滅多にあることではありませんが、万一、輸送中に荷物の破損などがあれば、原因の究明やお客様への説明、対処を行います。
荷物がどんな量で、どんな状態で届くか、正確なことは実際にトラックが到着し、荷下ろしが終わって初めて分かります。そこから臨機応変の対処が必要になることもあり、その点は到着係の手腕にかかっていると言えるかもしれません。 このように、到着係の業務は多彩です。お客様と電話などでお話しする機会も多く、またドライバーや発送元のスタッフとのやりとりもあります。ただ荷物や伝票を黙々と処理していくというイメージがあるかもしれませんが、実際はさまざまな人とのコミュニケーションで成り立っている仕事です。
もし到着係が配送手配でミスをすれば、それまでのすべての努力が無駄になってしまいます。私たち到着係までリレーされてきた荷物は、発送元で荷物の依頼を受けた営業係や発送係、それを丁寧に運んできたドライバー、コンピューターネットワークを駆使してリアルタイムに輸送状況を見守っているスタッフ、そうしたすべての人々の手を経てきたものであり、安全確実にお届けしたいという想いを乗せたものです。それを無にしてはいけない。それだけ緊張感のある業務です。荷物をスムーズにリレーするためには、人のリレーもスムーズでなければいけません。特に到着係と配送に出るドライバーの信頼関係は重要です。全員が一丸となって任務を果たす、そのリレーのアンカーとして、これからも頑張りたいと思っています。

菅原 静香 私の【Real】

問い合わせが来る前に連絡ができる想像力。

到着係は、最後に荷物をお客様にお渡しするものとして、非常にお客様に近く、サービス業という性格の濃いものだと感じています。お客様がどんな気持ちで、荷物の到着を待っているか、そのことが想像できなければ、十分なサービスを展開することはできません。「何時頃に着きますか」というお問い合わせの電話が掛かる前に、こちらからご連絡をする、そういうことも必要です。そのためには、共感する力や責任感が求められます。日々の仕事の中でそれをもっと鍛え、到着係として活躍したいと思います。また、将来は到着係以外の仕事にも積極的に挑戦していきたいと考えています。

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