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広島県出身で、福山通運は地元発の全国企業として幼い頃から親しみのある会社だった。入社当初から営業職を志望。藤沢支店で発送係を2年経験した後、同支店で営業係に着任。200社以上の既存のお客様を担当すると同時に、新規のお客様開拓に努める。

広島県出身で、福山通運は地元発の全国企業として幼い頃から親しみのある会社だった。入社当初から営業職を志望。藤沢支店で発送係を2年経験した後、同支店で営業係に着任。200社以上の既存のお客様を担当すると同時に、新規のお客様開拓に努める。

庶務係 菅原 静香の【Real】

BtoB物流のオールマイティ。

物流業界は、お客様からお預かりする荷物を一定の規格に制限することで、業務の効率化を図ろうとしています。しかし、それは運ぶ側の都合とも言えます。福山通運は、規格外としてはねられてしまうような荷物も運ぶことができますし、倉庫いっぱいの荷物でも、小さな荷物一つでも、集荷して全国どこへでも運ぶことができます。それは同業他社にはない魅力です。また、倉庫業も展開していることから、単に運ぶだけではなく、お客様の要望によって、いったん倉庫にお預かりするというサービスも提供しています。つまり福山通運は、BtoB物流のオールマイティ。非常に強い競争力を備えています。

事務員「庶務係」の【Real】

「全国同時着荷」――その要望に応える。

私が藤沢支店の営業係に異動したのは、入社3年目の夏です。前任者からお得意先を引き継ぎ、また新規のお客様の開拓を進めています。私が担当するお得意様は、全部で200から300社。できるだけ頻繁に訪問することを心がけています。営業係の仕事は、荷物を取り扱う当社の「セールスドライバー」と一体の仕事です。彼らがお客様と日々接触するなかで得たさまざまな情報を共有しながら、お客様の要望に応えます。また新規のお客様の開拓も、彼らの情報を基にすることがあります。
当社は、どのような大きさ・種類の荷物でも、自社のネットワークとさまざまな輸送手段を駆使して、お客様のニーズに合わせて運びます。そのため、お客様のほうから、声を掛けていただくことも少なくありません。たとえば私が着任当初、「CPUを全国の配送先に同時に着荷させたいが可能か?」というお問い合わせがありました。ゲーム機を扱うお客様のため情報管理面から、全国同時に到着することが必要だったのです。また、精密部品ですから、衝撃を与えないための特別の配慮もしなければなりません。まず、同時着荷を実現するために、どこにどのような輸送ルートで出荷すればいいか、その詳細な検討が必要でした。さらに当社は一台のトラックにさまざまな荷物を混載しますが、CPUのような精密部品を単純に混載することはできません。衝撃に耐える独自のパッケージを用意し、無事に輸送を完了しました。
また、私の所属する藤沢支店には、荷物のラベルを読み取って自動で仕分けする最新の設備があります。これを使えば、仮に遅い時間に集荷した荷物でも翌日配達が可能です。つまり、お客様の出荷時間を遅らせることができるので、その会社のビジネスに、それだけ余裕を生みます。物を運ぶ仕事が、生産の効率化にも寄与するのです。
さらに当社は倉庫業も展開していますので、運ぶだけではなく、途中で一時保管するというサービスを組み込むこともできます。たとえば、ある企業が、海外から日本の工場に運送したい商品があるが輸入量が正確に読めない、というケースがあります。そのときは、当社がいったん余剰分を倉庫に保管、その後、必要な量を当社の路線網で工場に配送するということも可能です。 物流業は物を運ぶだけではありません。物流業はサービス業です。だからこそ、可能性は無限に広がる。これからも「そういう解決策があったか」「そこまでしてくれるのか」と、お客様に喜んでいただけるような輸送サービスを考えていきたいと思っています。

菅原 静香 私の【Real】

通関士の資格取得にチャレンジ。

「チャレンジすること」――それが私のテーマです。定期的に、決まった量の輸送をお引き受けしたとき、営業担当はともすればそれに満足してしまいます。それがルーティンとなってうまく回ってくれれば良い、と。しかし、それでは自分の成長がありません。無理だと思える要望にも、解決策を考えてみること。手間のかかる輸送計画が必要なものでも、積極的に取り組むこと。その挑戦が新たな輸送商品の開発につながるかもしれません。また、私は今「通関士」の資格取得のための勉強をしています。そのスキルを身につけることで、営業係としての職域の幅をさらに広げていきたいと思っています。

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